デイトレードのつもりがスイングに絶対NGなトレード実例

うずくまって涙を流すスーツ姿の男性イラスト画像 トレードノート

インディケーターより値動きが先

移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表等のインディケーター(テクニカル指標)は、値動きによって確定されたレート(値)によって計算されたものが、線やグラフとして表されます。

ですから、値動きあってのインディケーター(指標)なわけです。

上手に使いこなせばインディケーターは非常に便利で有益なモノとなります。

しかし、インディケーターは遅行指標であることを忘れてはいけません。

インディケーターは、過去の動きを示すだけのモノであり、それは計算式をみれば一目瞭然ですよね。

移動平均線が抵抗帯(雲)を上抜いたから値が上昇したわけではないことを、しっかりと念頭において相場と向き合う必要があります。

ローソク足(プライスアクション)と対峙した後、後押しとしてインディケーターを活用するのなら、味方として助言してくれることはあるかもしれませんが、インディケーターに基づいたトレード戦略を立てることは、避けた方がイイのではと私は思います。

上昇トレンド中の逆張り難平ラッシュトレード

朝霧 桃符
朝霧 桃符

2023年5月18日~6月09日までのトレード記録です。

トレード根拠と思考と心境

今回のトレードに根拠なんてモノは無いに等しい。

イヤまったく無い・・・

トレード1:USDJPY 05/18 10:09 Sell 137.354 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -147.9p

Wトップをつけ反転開始、10時のH4足で前足に続いて陰線出現でショート(売り)エントリーした。

週、日足で現状確認してH4足で執行したが、エントリー前に下位足もチェックするべきだったか・・・

トレードは、慌てエントリーするものではない。

H4足のような中期足を基準足としているのなら尚更である。

しかも、この下落開始は4波の可能性もアリ

ナンピン1:USDJPY 05/18 11:28 Sell 137.449 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -138.4p

ここで上げ止まるとは限らないと思いながらもナンピン売り

ナンピン2:05/18 13:58 Sell 137.591 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -124.2p

日足始値反転狙いのナンピン売り

これで反転すると思う考えが甘いよな・・・

M30のローソク足観ればわかるけど、一旦下げられた後の日足始値抜け再チャレンジだから抜かれる可能性高いよね。

ナンピン3:05/18 14:07 Sell 137.671 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -116.2p

人は何故にナンピンを繰り返すのだろう?

しかも速攻で逆行される・・・

ナンピン4:05/18 16:56 Sell 137.845 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -98.8p

月、週足の直近高値に到達、反転狙いのナンピン売り

上値狙いのイケイケ状態、果たして易々と反転するかな?

ナンピン5:05/18 21:30 Sell 137.961 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -87.2p

米指標での上昇ナンピン売り

50までは上がるかな?

突き抜けなら139.000は目指すか?

139.150辺りが週足のネックラインなのでどうかな?

139.636辺りが50%戻し

ナンピン6:05/18 21:35 Sell 138.143 ⇒ 06/09 08:14 138.833 損切り -69.0p

週足高値到達で反転狙いのナンピン売り

ナンピン7:05/18 21:55 Sell 138.359 ⇒ 06/09 08:14 138.834 損切り -47.5p

こういうときの逆張りナンピンはNGだね。切りがない・・・

ナンピン8:05/18 23:49 Sell 138.559 ⇒ 06/09 08:14 138.834 損切り -27.5p

もう、あきれてしまいますね。

目的達成するまでは、上げ続ける。わかっているはずなのに・・・

こんなトレード続けていたらホンマあかんよ。

吹っ飛ぶの今日かもしれないよ。

MA、抵抗帯(雲)との乖離も観ているけど、トレンドが出てしまえば根拠にするには厳しいね。

ナンピン9:05/18 28:20 Sell 138.739 ⇒ 06/09 08:14 138.834 損切り -9.5p

根拠らしい根拠なにも無いやろうに、ただ高値更新してきただけでエントリーするか?

逆行更新されたのなら、反対に損切りだろう。

3つ目の団子の頂点になるかもと思ってナンピン売りしたんだけどな・・・

イヤイヤ、高値更新、安値切り上げの3団子だろ、見切り発車すぎるのでは?

朝霧 桃符
朝霧 桃符

オーバーナイトどころか週跨ぎのトレードになってしまった・・・大失態

金曜日に利確撤退できた局面があったのに何故に?

ナンピン10:05/23 21:43 Sell 138.766 ⇒ 06/09 08:14 138.834 損切り -6.8p

ナンピン11:05/23 21:47 Sell 138.813 ⇒ 06/09 08:14 138.834 損切り -2.1p

ナンピン12:05/23 21:58 Sell 138.884 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +5.0p

ナンピン13:05/24 23:30 Sell 138.980 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +14.6p

ナンピン14:05/24 24:21 Sell 139.102 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +26.8p

H1足MAからの乖離が拡がっていたのでナンピン売り

ナンピン15:05/24 24:55 Sell 139.213 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +37.9p

週足陰線の肩ラインに到達したので反転狙いでナンピン売り

ナンピン16:05/24 29:31 Sell 139.421 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +58.7p

ナンピン17:05/25 13:22 Sell 139.634 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +80.0p

月足であてたフィボナッチ50%戻し越え地点、上昇のロウソク足も小さくなり上げ幅も縮小がみられたところに陰線出現でナンピン売り

ただし、139.500を超えてきており目立つ反発もないので、140.400(週足大きめ陰線高値でもある)もしくはフィボ61.8%戻しを目指すのは自然である。

今更だが、トレードと言えるモノでは無くなっているね。

ショートへの執着というか、絶対に下落するという自己都合の押しつけになっている。

千歩譲ってナンピン17のような反転の可能性がありそうなポイントでのエントリーであるのなら、まだ良い。

しかし、上へ伸びたからココから反転するだろうという根拠薄な感情だけのエントリーは絶対にしてはならない。

そのようなトレードを行うようなら、躊躇無く損切り撤退し、そこから次の対応をしていくべきである。

既に、何度もナンピントレードを繰り返しているので氣づいているとは思うが、天井や底をピンポイントで獲りにいくのは簡単なことではないうえ、獲ろうと思えば感覚的なことだけでは足りないのである。

例えば高値圏での上ヒゲ陰線出現でショートエントリーとか、上ヒゲピンバー後の陰線確定でショートエントリー等の根拠を必要とする。

レンジは、機関投資家等がポジションを仕込んでいる可能性があるので、目立ったロウソク足が出現すれば、そちらの方向に値が動く可能性があることは理解しているはずである。

そういった知識や経験で頭にあるものを、しっかりとトレードに活かしていく努力をしながら、身につけ自分のモノにしていこう。

頭の中にあるだけと、身につけ自分のモノにするとでは、まったく意味が違うことを再認識しよう。

ナンピン18:05/25 22:01 Sell 139.818 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +98.4p

ナンピン19:05/26 21:32 Sell 140.077 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +124.3p

ナンピン20:05/26 21:38 Sell 140.227 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +139.3p

ナンピン21:05/26 23:58 Sell 140.485 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +165.1p

ナンピン22:05/26 24:13 Sell 140.663 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +182.9p

ココにトレード根拠をスラッと書けないと言うことは、自己都合の値頃感だけでトレードをしている証拠、実証である。

今回のダメダメ大・大・大反省トレードの経験を活かして、ポジションを持とうとしたときに根拠が書けないときは見送ることを徹底しよう。

朝霧 桃符
朝霧 桃符

2023年5月29日 大きな窓開けもなく週明けスタート

ナンピン23:USDJPY 05/30 15:23 Sell 140.900 ⇒ 06/09 08:14 138.834 利確 +206.6p

前日高値到達Wトップ狙いでナンピン売り

141.000到達までは、買いはあきらめないかな?

超えられなければ売りが入ると思うが・・・

米雇用統計で再び上昇

2023年6月5日大きな窓開けも無く静かにマーケットスタート

2023年6月9日 08:14 138.833 及び 138.834 で一括決済

朝霧 桃符
朝霧 桃符

これが損切りが出来ないトレードの末路です。

今回は、運良く微損で逃げられましたが、このパターンで全資産を飛ばした話はゴロゴロとあります。

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