MTFMAを使いこなせない最悪15分足トレード

複数ディスプレイで相場分析をする女性のイラスト画像 トレードノート

MTFMAとは何ぞや?

MTFMAは、よく使われていますので改めて説明する必要もないかと思いますが、軽く説明しておきます。

MTFMAとはマルチタイムフレーム移動平均線のことで、例えば15分足を最下位足とし20期間の移動平均線を採用したとします。

この場合、15分足の上位足である1時間、4時間、日足、週足、月足の20期間移動平均線を15分足チャートに表示させた移動平均線のことをMTFMA(マルチタイムフレーム移動平均線)と言います。

15分足に1時間足のMTFMAを表示させるには、15分に対し1時間は4倍の時間にあたるので、移動平均線の値も4倍にし20期間MA×4=80期間MAとなります。

4時間足のMTFMAを15分足に表示させる場合は、15分に対し4時間は16倍にあたりますから、20MA×16=320期間MAとなります。

MTFMAの表示例画像

MTFMAを使用するメリット

MTFMA(マルチタイムフレーム移動平均線)を表示するメリットとしては、ひとつの分足・時間足チャートで上位足の大まかな値の流れを把握することが出来ることです。

日足・4時間・1時間足が揃って上昇トレンド中なのに、15分足で下落トレンドだといってデイトレードするようなことを避けられたり、上位足のMAで反発された場合には、撤退の判断材料のひとつになったりします。

東京マーケット後場からの参戦

昨日(2023年5月15日)は、ポンドルロング入れようかと一瞬思ったのですが、氣分が乗らずトレードはお休みにし読書タイムしていました。

昨日まったりしたからか、今日は俄然トレードする氣満々!

13時東京マーケット後場からの参戦、おもいっきりフライングトレードとなってしまいました。

せめて15時の英国指標発表まで待つべきだろ・・・

トレード根拠と思考と心境

ポンドドル(GBPUSD)15分足チャート俯瞰画像

トレード1

GBPUSD 13:01 Buy 1.25274 ⇒ 1.25426 18:06 利確 +15.2p

前日高値更新は出来なかったもののU字で大方全戻し、この状態から再び力強く下落するには、かなりのパワーを要する。

それを証明宇するかのように下値チャレンジするも、日足始値で跳ね返され直近高値更新されている。

それに加え各上位足の状況を観ても、多少の押し(日足始値、日足MA、50~70%戻し)はあるかもしれないが、上昇圧力の方が若干強いと判断しロング(買い)エントリーした。

しかし、昨日の上げをローソク足単位で観ると、上昇圧力がメッチャ強いとは言い切れない売り上がり状態、ひっくり返される可能性は?

ひっくり返されると言うより深い押しが入る可能性はある。

なぜなら英国雇用統計が15時に控えており、英国の経済状況が良いとは言えないからである。

それでも押しが入ったら追玉ナンピンする予定

ナンピン1

ポンドル 14:34 Buy 1.25179 ⇒ 1.25426 18:06 利確 +24.7p

日足始値反発狙いでナンピン買い

アカン!大切なこと忘れとった!!

ザラ場で判断しないことをスッカリ忘れとった・・・無駄打ちや・・・・

だろうではなく事実で判断せなあかんよ!!

ナンピン2

15:14 Buy 1.24778 ⇒ 1.25426 18:06 利確 +64.8p

英国雇用統計でおもいっきり下げてきたが、無謀と言われようとも強気でナンピン買い

あえて足確定1分前のザラ場でエントリーした。

もっともらしく言っているが、絶対にやってはいけないトレードである。

指標発表で下落する可能性が少しでもあるのなら、ポジションを持つことは誤りである。

これは、もはやトレードではない!

スリルを味わうもしくは、一発大逆転を狙ったギャンブルである。

ナンピン3

15:39 Buy 1.24666 ⇒ 1.25424 18:06 利確 +75.8p

70%強戻し地点でナンピン買いエントリー

これも、あえてザラ場でエントリーした。

なぜ、あえてザラ場でエントリーするのか?

それは、今回のトレードはスキャルピングではないですが、スキャルピングでは逆張りは通常トレードであり陰線で買い、陽線で売りという鉄則が私の中にはあるからです。

わかりやすいように鉄則と表現していますが、スキャルピング界共通の認識ではなく、あくまでも私の経験に基づく私個人の見解、エントリー方法の一つですので誤って捉えないようにしてくださいね。

スキャルピングの損切り幅は狭く設定されますので、ポンドのようなボラティリティの高い通貨では、一瞬で損切りに掛かることも少なくないです。

それを少しでも有利にするために、陰線中つまり下落している真っ最中にローソク足の動きが止まったことを確認してエントリーを仕掛けます。

そうすることで、狭い損切り幅でも損切りされずに反発を獲っていける確率を上げていきます。

今回のトレードは、想定しているポイントまでの下落は押しとみて反発を狙っていますので、ヒゲになることを想定して少しでも有利になる最安値を狙いポジションをとっているので、ザラ場だとかは関係ない、氣にしていないからです。ヒゲになるであろう最安値さえ捉えられればOKという考え方だからです。

それをデイトレードに採用するのかどうかは疑問も生じ、トレーダーによっては受け入れられないことなのかもしれません。

利確根拠

先週金曜日の日足の高値(ピンク色線)を勢いよくピュッと超えてきたので利益確定した。

値が伸びるにしても、あまりにも勢いよくピュッと伸びたときは一旦反発が入ることが多いので、もみ合いに付き合うのも嫌なので利確撤退した。

ポンドドル(GBPUSD)15分足トレード結果チャート画像

トレード後のあれやこれ

何度も言うが、危ないトレードを繰り返している。

下落を想定していたのなら、下落を待ってしっかりとした押目でロングエントリーすべきである。

よく「引きつけてエントリー」と言われる言葉通りである。

そうすればリスクリワードレシオ(リスクリワード比率)も良くなり、無駄打ちせずリスクも軽減できるのでは?

利確判断については、良かったのではと思う。

相変わらず反省点ギガ盛りなトレードだったが、この反省点を今後のトレードに活かしていくように楽しみながら努力することだ。

毎回、反省し改善すべきことを洗い出すだけでなく、しっかりと自分の中に落とし込んでいくことが必要である。

決めたルール等を忘れるなんて事は、もっての外である。

いつか必ず笑い話では済まないときが来るので、改善できる時にしっかりと改善し習慣づけていくように。

今日も無事トレードを終えられたことに感謝。お疲れさまでした。

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